保育者が紙コップを使って丸の形を描いていると、「まる、かく！」と言ってMちゃんが興味を示しました。

保育者が紙とペンを用意してあげると、さっそく描き始めたMちゃん。しかし、やはり思うようにはいかず、Mちゃんは「あれ〜？」と首をかしげます。

そこで、保育者が少し補助をしながら再挑戦。描き終えて紙コップを持ち上げた瞬間、Mちゃんは「わあ〜！！」と大きな声を出して大喜び。その嬉しそうな反応や表情がとても印象的でした。

些細なことだったかもしれません。しかし、「自分でできた」という達成感や満足感は子どもに笑顔を与える大切な要素なんだということをその姿を見た時に改めて感じました。

それと同時に、そういった体験は身近なところにきっかけがあるのだと思いました。

子どもの「やってみたい」という気持ちを大切にし、丁寧に応えていきたいと思います。