キッズハウスーおおかばー
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2021.04.20
“がっしゃーん!じゃらじゃら…“
次から次へとブロックのおもちゃ箱をひっくり返していき、結局は遊ばないことも多いこのような場面は、日々の生活の中でよく見られる光景です。
以前TくんやKくんがひっくり返していたのを見ていたからか…この日はKちゃんがひとつずつブロックの入ったカゴをひっくり返していきました。「わーっ!豪快だね〜っ」と職員に声をかけられると、「えへへーっ」と満足げな表情を見せてくれたKちゃんでした。
大人からすると「あー、また散らかして…」とつい思ってしまうような光景ですが、子どもにとっては「自分の身の回りの環境を探索してみよう!」いうわくわくとした思いが現れた行動であり、観察・研究・実験を通した「遊び、学び」なのです。
例えば大人も、1000ピースのジグソーパズルなどに取り組むとき、毎回片付けなければいけないとなるとやりたくなくなってしまうもの。子どもも同様で、片づける習慣ばかり育てようとすると育つ機会を失ってしまうといいます。
子どもにとってのドキドキわくわくとした体験は、脳にドーパミンを分泌させ、意欲を引き出してくれます。この意欲こそが、子どもの「集中力」や「創造力」を育て、「脳の土台」を作り上げるといわれています。
園でも、子どもの好奇心を大切にした声かけを意識しながら日々関わっています。
思わず止めてしまいたくなる気持ちをぐっと堪え、どんな研究をしているのかな?と、小さな科学者のキラキラとした目の輝きや探究心に、思いを巡らせてみると面白いかもしれませんね。