ある日の朝…朝日が窓から入り込んでいるのをMくんが見つけました。

光っているところに手を伸ばしてみたり、指先遊びに使われている透き通ったカラフルな縄跳びをそこに置いてみたり…静かに黙々と何かを試していました。

そんな様子が一区切りついた頃、室内にあったカラフルな色水が入っているペットボトルをMくんの元に持っていき、「これも置いてみる？」と提案してみました。Mくんは「？」と不思議そうな表情で見つめていましたが、日差しの下で綺麗に色水が輝く様子を見て、ぱぁっと表情を明るくしていました。

その後、指を差してMくんなりの言葉で何かを言っていたり、再び黙々とペットボトルを揺らしてみたり、左右に回してみたりと実験を始めていました。きっと初めての経験に、「こうしてみたらどうなるんだろう？」と心躍らせていたのだと思います。

子どもたちのそんな驚きや好奇心でいっぱいな表情は、こちらも見ていてとっても嬉しくなります。