お部屋で遊んでいた時の事です。

お友だちとおもちゃを取り合っていた１歳児のTくん。

結局取られてしまい、その場で大泣きしていました。

保育者がTくんの傍へ行こうとしたところ、

２歳児のKちゃんと１歳児のKちゃんがTくんの所へやって来たので

少しの間見守ってみることに。

２人は、Tくんの頭を撫でてあげていました。

１歳児のKちゃんはTくんの顔を覗き込みながら。

２歳児のKちゃんは「Tくんどうしたの❓取られちゃったの❓嫌だったねえ」と声をかけながら。

2人とも、以前に自分が泣いてしまった時に、他のお友だちや保育者に同じようなことをしてもらった経験があります。

その事を覚えていたのかもしれません。

Tくんはしばらく２人に慰めてもらうと、パッと元気になり

違うおもちゃで遊び始め、

２人のKちゃんも嬉しそうにしていました。

双方が「お友だち」を意識していた事が分かったひとときでした。